放牧敬産牛肉(てるとよ)12/25〜販売スタートします!!

こんにちは。
但馬牛繁殖農家のお肉屋さん、田中畜産の田中一馬です。


って、、、
「肉屋の割にいつも肉が無いじゃないか!!」
「次の販売は一体いつなんだよーーーー!!!」
なんてお声をいただいたり、中には「そろそろだと思って。」と電話で注文してくる常連さんまで。。。
1年間ずっと待ち続けてくださる方もたくさんおられて、本当にありがたいです。

(ご、ごめんやで。。。)

ということで、今年もそろそろ放牧敬産牛肉の販売を開始したいと思います!!

今年の牛は「てるとよ」「ひちふく」の2頭。
まずはてるとよから。

てるとよ(平成13年生 父:幸豊土井 母:照長土井)

お肉はいつもの通り田中畜産のHP(http://tanatiku.com)からご購入いただけるようにしました。
商品も少しずつアップしていくので、楽しみに待っていてくださいね〜。

販売日時は、12月25日20:00〜
クリスマスの夜にスタートです!!

でもその前に。。。

放牧敬産牛肉ってどんなお肉なの?

この冬に販売する「放牧敬産牛肉」ってお肉。
あまり聞きなれない言葉ですよね。
一行で言えば【但馬牛の経産牛(母牛)を、放牧場に自生する草のみで仕上げたお肉】ってこと。

我が家は但馬牛の繁殖農家。
母牛に妊娠してもらい、生まれてきた子牛を育てて販売するのが仕事です。
約10年もの間、母牛としてずっと我が家を支えてくれた経産牛。
敬意を込めて敬産牛と書き換えて、屠畜する年の春から冬までの半年間を山の上で放牧させています。
そして雪が降る頃に山から下ろし、毎年冬にお肉として届けています。
だから『放牧敬産牛肉』。

2017年も万場スキー場での放牧からスタート

どんな感じで放牧しているのかは、こちらのブログに詰め込みました。
読んでみてくださいね〜。
2017年度、放牧敬産牛肉スタートです!!

この子たちが今年の2頭。
「ひちふく」と「てるとよ」。

動画で見るとこんな感じ。

雪の中でも凹むことなく山に適応してくれた2頭。
でもやっぱり寒そう。。。

屠畜前になるといつも緊張します。
目の前の牛、肉の内容、食べてくれる方の顔、自分の技量、いろんな思いがごちゃまぜになる。
気持ちがいっぱいになってしまう。

それでも最後は「最後までありがとう」っていう気持ちにしかならない。

牛から牛肉へ

屠場に入るともうそこは肉の世界です。
12年前に初めて屠場に行った時、僕はここにいてはいけない気がしていた。
自分の牛を屠畜すると言っても屠畜から先は完全に別世界。
かわいそうとか見るもんじゃないとかそんな話ではなく、単純にプロの現場に圧倒された。
今も邪魔でしかない。
でも圧倒されることはないかな。ここも自分の場所だと思う。

左から3番目が枝肉となった「てるとよ」。

小さい、薄い、明らかに見劣りする。
でもこれでいい。
半年間肥やして肉をつけるか、半年間放牧して筋肉の組成を変えるか。
いろいろな選択肢がある中で、僕の選んだ飼い方が放牧という事だから。

屠畜が終わればホルモンのカット&包装がスタートします。
肉はまだ1週間ほど枝肉で熟成中。

まずは大腸小腸から。

ホルモンの中では圧倒的人気の黒タン

タン、テール、ほほ肉、食道、コリコリ、ハツ、レバー、ミノ、ハチノス、センマイ、アカセン、アキレス、、、、全てのパック詰めが終わると肉の作業に入っていきます。

いよいよ枝肉の分割。
僕らではできないので骨抜きまでは地元のお肉屋さんにお願いしています。

その間に真空包装機も新調して

包丁もしっかり研いで

ようやく肉のカットがスタートです!!!

切ったら試食、切ったら試食、この繰り返しで毎年カットの方法や価格を決めていきます。

ふーーーーーーーーー。
こんな感じで今はまだまだカットの途中です。

ちなみに今年の「てるとよ」はちょっとあっさりめのお肉な気がしています。
と言ってもいつもに比べての少しあっさりめ。

放牧の但馬牛ならではの力強い赤身の味とコクのある脂。
そして、噛んでも口の中で絶対に融けない噛みごたえたっぷり(笑)。
放牧敬産牛肉の特徴をしっかりと感じる良いお肉だと思います。

サーロイン

リブロース

ヘレ

内平ブロック

問題は25日までに肉が切れるのか?ということのみ。
さあ、気合い入れて仕上げていきます!!!

しばしお待ちを!!
楽しみに待っててくださいねー。


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田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。