相手に届いてこそ伝わっているのだから

3月14日はホワイトデー。

皆さんは誰かにプレゼントしましたか?

「The kiss」@ハッピーシュガー

『ホワイトデーには日頃の感謝を込めて奥さんにプレゼント。』

SNSでそんな投稿を見かけるたびに「アピールウザーーー。」って思ってた僕。

そもそも僕が子供だった30年前、ホワイトデーはバレンタイデーのお返しの日でした。
バレンタインデーが全女子に参加資格がある中で、チョコをもらえた一握りの男子以外には縁のないイベント。人気者がマシュマロを返す日。
それが1990年代のホワイトデー。
僕には全く縁のないイベントだった。

いや、実を言うと人生で1度だけお返しをしたことがある。
忘れもしない小学6年生。
サッカー部や野球部が人気の中、昔の遊びクラブという日陰的な部活動をしていた僕に、何故かチョコをくれた子がいたのだ。
揚々とマシュマロを買ってお返しに行った時「あ、もういらない。」と言われたことだけは覚えている。

大人になってからはお返し目当てに義理チョコを配るといったことがちょっとしたニュースになっていた。浅ましいなと思いながらも、義理チョコさえない僕には関係がなかった。

そんな僕が小6以来27年ぶりにホワイトデーにお菓子を買った。

決してバレンタイデーのお返しじゃない。

何故ならバレンタインデーに妻が買ったチョコたちは、妻が一人で食べてしまったからだ。

伝わらないものは存在しないのも同じ

僕が何故ホワイトデーにお菓子を買ったのか。
『普段の気持ちを形にして届けたかったから。』
うん、あまりに普通すぎて自分で書いてて驚いた。

いや別にね、ホワイトデーにお菓子を買えばいいっってことじゃない。
物なんて送らなくても普段から以心伝心って人もいると思う。
ただ、こうやって形にする日が年1回くらいあってもいいなって思うようになったんだ。

僕は普段喋らない。
会話の中にいても口を開かない。
人に言われるまで気が付かなかったんだけど、無言でスマホ見ながらでも僕は会話した気になってた。耳から入ってくる会話を自分の脳の中で返事して完結してた。

車の中で友達に「いや、全く伝わってないから。」と言われてようやく気がつく始末。
自分は思っている以上に独りよがり。

伝える形って色々ある。
苦手な会話が急にできるようにはならないけど、少しづつ伝えることを意識していけたらなと思ってる。
相手に届いてこそ伝わっているのだから。

そんな事を考えたホワイトデーでした。

パティシエールウチコ、何から何までありがとう!!

自分のことは伝わってると思うことも、妻のことくらい知ってると思うことも、意外と独りよがりなんだよね。

ふー。

来年の2月14日は期待大です。


お菓子を買うならハッピーシュガー


The following two tabs change content below.
田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。