但馬牛の子牛価格が下がらない!!〜但馬家畜市場9月子牛市〜

但馬家畜市場9月子牛市でした。

前回の7月市の子牛たちは2年後のオリンピックに肉となると言うこともあり前代未聞の子牛相場となりました。
(下記画像をクリックするとブログに飛びます。)

誰しもここが子牛バブルのピークだと思ったはず。。。しかし、

但馬家畜市場9月子牛市市況

雌 113頭 最高1,627,560円 最低642,600円 平均996,075円 前年同期比146,792円高 先月比88,377円高

去勢 160頭 最高1,359,720円 最低595,080円 平均1,137,881円 前年同期比189,793円高 先月比48,230円高

ハンパない。。。
マジハンパない。。。
正直意味がわからない。

去勢は落ち値(税抜き)で100万越えは当たり前。120万からの牛も普通に出ていました。

僕が初めて市場の最高値を取った時は約10年前。
その時の価格は65万円。それが今じゃ発句(競り始めの設定価格)だもん。
メスの最低価格なんて64万円だし。

依然全国の子牛価格は緩やかな下げ基調。
その中で兵庫県の但馬牛の子牛相場は明らかに異常だ。
神戸ビーフの枝肉価格も少し下がってきた中で、この子牛価格を予想していた人は誰もいないんじゃないのかな。

子牛は売ってからがスタート

今回久しぶりに雌牛を田村畜産に買っていただいた。メスの長期肥育で有名な牧場さん。
兵庫県の家畜市場は特殊で購買者のほぼ全ての方が知り合いだ。親方からの削蹄の縁も大きい。どこに買われたからどうといったものはないけど、例え40ヶ月齢でも餌を食べきる牛を目指したい。いつもそう思う。
だけど中には迷惑をかける牛も出てしまう。

健康でゆとりがあり能力の高い牛。言うのは簡単だけどね。全てが全ては至難。
それでもそれぞれの牛に期待しています。

2年後に五反田の焼肉しみずとかで再会したいな。

ハカセ、がーすー、また行こうね。

あ、その前に削蹄で会うか!(笑)

相場に左右される仕事だし高く売れることは嬉しけど、子牛は売ってからがスタート。
そのことを忘れないようにしたい。

高値でのご購買ありがとうございました!!


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田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。