牛飼いが情報発信することがあたりまえの時代

昨日、お肉のお問い合わせのお電話をいただきました。

その際お客様から「そちらで販売している牛肉に成長ホルモンは使われていないですよね?」とご質問を受けました。
それに対し「国内では家畜に成長ホルモンを使用することは禁止されており、国産牛肉においては気にしなくていいですよ。」とお伝えさせていただきました。

私達にとっては当たり前の事でも、消費者サイドからは当たり前でないことは多いです。
今は情報が選択できないほど溢れる時代です。
先日行った勉強会では『人類の夜明けから2003年まで生み出された情報量を、現代社会は1日で生み出している。』と教えていただきました。

生産者から見れば鼻で笑っちゃうような情報も、さも【新しい視点】のようにネット上で書かれると、知らない人は「そうなんだ~」と思ってしまいます。
「わかってない消費者が多い」なんて俯瞰したような見方は今や自分の首を絞めるだけです。

くどくても僕ら生産者は伝え続けないといけないですね。
主義主張もですが、僕らにとっての「あたりまえ」を。

IMG_9177


The following two tabs change content below.
田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。