削蹄鎌の研ぎ方③

こんばんは。
田中畜産の田中一馬です。
FBでは今日の神戸新聞の話をたくさんの方が投稿してくださいました。
たくさんの方からコメントいただき嬉しかったです。
ありがとうございます。
明日もありますので楽しみにしていてくださいね!

今日は削蹄鎌の研ぎ方③、研ぎ方の種類と砥石台のお話です。

砥石を使った研ぎ方には①持ち研ぎと②置き研ぎがあります。

持ち研ぎは『鎌を固定し、手に持った砥石を動かす研ぎ方』
一般的に草刈鎌を研ぐときなんかはこれですね。
場所を選ばず現場で研ぎ直しができるという点でポピュラーな研ぎ方です。
(普通は鎌を床に置いて研ぎますが、膝靭帯を切ってしゃがめないのでシンクの上で研いでいます。。。)

置き研ぎは『砥石を固定し、手に持った鎌を動かす研ぎ方』
包丁なんかは置き研ぎですね。
反りのある片刃の削蹄鎌には向きませんが、両刃の削蹄鎌は置き研ぎがベストです。。

理由は次回。
今日は砥石台の紹介をしたいと思います!

包丁であれば砥石台がなくても砥石の下にタオルを敷いてすべらないようにすれば研げます。
しかし削蹄鎌の場合、ある程度高さのある砥石台でないと鎌の柄が地面についてしまって研げません。
大工さんに頼めばこんな砥石台を作ってくれますし、自分で作ることも簡単です。

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大事なのはグラグラしないこと。
そのために砥石台が安定していること、砥石と砥石台のサイズがぴったりであることが求められます。

おすすめはこの砥石台。
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【ワン・ツー・スリー 砥石台】で検索していただくと出てきます。
2種類ありますが、錆びるので必ずステンレスの方で!

この砥石台の良さは何といってもホールド感。
逆さにしても砥石が落ちません。
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また、サイズの違う砥石でもネジの調整で簡単に対応できます。
メーカーで砥石のサイズって結構違うので、いろんな砥石を使う方にはお勧めです。
(木の砥石台は使える砥石のサイズが決まっていますし、たとえぴったりであっても使い込むうちに隙間は必ずできます。)
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砥石が薄くなっても最後までいけますよ。
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僕は片刃の鎌で置き研ぎで研ぐのがメインなのでこんな砥石台です。
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広島の削蹄師さんの砥石台を見て、「これすごい!!」って思い作りました。
とても使いやすです。

刃物研ぎは刃の角度を決めて、ぶらさずに研ぎきらなくてはいけません。
技術も必要ですが、土台である砥石台が不安定では平坦な刃の腹は作れません。

研ぐために考えることはいろいろありますが、まずはベースとなる砥石台を用意する必要があります。

(つづく)


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田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。