元気な子牛が生まれました!

こんばんは。
田中畜産の田中一馬です。

今朝、子牛が生まれました。
久しぶりの雄です!

昔は雌の方が雄に比べて販売価格が高く、「おなめ(雌)が生まれるとご馳走が食べられるし、兄さんが安心して学校に進学出来る。でも、こってい(雄)なら心配だ。」と生活に直結するくらいの大きな価格差があったそうです。
(『牛飼いっ子物語(昭和34年発刊.関宮中学校文集)』より)
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しかし、今は雄の方が雌より5〜10万円高い相場が続いています。
「雄雌関係なく元気に生まれてくれたらいいよ。」と言いたいところですが、ず〜っと雌ばっかりだったのでやっぱり雄が生まれると嬉しいですね。

無事生まれたとしても「良かった〜!感動した!!さあ、帰って一杯やるか。」なんて、とても思えません。
早い段階で子牛がすくっと立って、ふらふらしながらもピンと四本の足を突っ張り、顔を突き上げながら乳を飲む姿を見るまで、いくら元気に生まれてきたと言っても全然落ち着きません。。。

「よっしゃ立った!」と思っても子牛は転けては立ち、転けては立ちの繰り返し。
必死で前足の付け根に吸い付く姿を見て「あぁぁぁ〜!そっちじゃない〜!(おっぱいは後ろ足の付け根)」と気が急いて介助に入ったり。。。

だけど、僕の気持ちなんて関係なく子牛はちゃんと乳を飲みます。
元気な子牛であれば介助なんてかえって邪魔です。

乳を飲む子牛を見て、この当たり前の風景が当たり前に行われるって本当に幸せなことなんだと毎回思います。

今回も元気な子牛でした!
いい顔してるでしょ!!

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秋の子牛市まで、しっかりと向き合っていきます!


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田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。