「美味しく食べることが牛にとっての供養」という考え方

こんにちは。
田中畜産の田中一馬です。

昨日のフェイスブックで

一昨日生まれた雄子牛。
この子たちが事故無くしっかり育てば2年間半後に神戸ビーフとなります。
かわいそう?かわいいね?食べたいな?
感情に正解はありません。
正解を探すよりその感情に向き合うことが大事だと思う今日です。
僕は「かわいいね」と「緊張するな〜」ですかね。
では今日も頑張りましょうね〜。
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と書いたところ

おいしくいただくことが一番の供養だって、年配の牛飼いの婆ちゃんに聞きました。
それ以来、ためらわずに美味しくいただきます。

とコメントいただきました。

僕はこのコメントを頂いて、「食べるものに思いをはせるって、素敵だなぁ」と思いました。

牛のプロフィール載っけて牛肉販売している僕が言うのもなんですが、別にお肉を食べるたびに「牛にありがとう」とか思う必要なんて無いですよ。
そんなもん必要だからするものじゃなくって、ただ感じるかどうかだもの。
感謝の押し売りほどウザったいもんないでしょ。

過去のブログでも何度も言っていますが、牛が「おいしく食べてくれてありがとう」なんて思うはずがないんです。
だから【美味しく食べることが牛にとっての供養】という考え方にはずっと疑問を感じていました。

でも、供養って死んだ者のためにするものではないですよね。
自分の心の在り方が供養って事なんですよね。
牛に想いを寄せていれば、美味しく食べる事も、美味しく食べていただくための努力も、お肉を届ける行為も、全てが供養なんだと思っています。
もちろん可哀想と思うこともね。

道徳の授業じゃないから、「命を頂いているから感謝すべきだ」なんて言いません。
感情に正解がないのと同じく、供養の形にも正解なんてありません。

その中で『美味しく食べることで供養をする(牛に思いをはせる)』という考え方が、本当に素敵だなって思いました。

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(わがやの「ふるさと」の肩ロースステーキ・フランス地方料理MOMOKAにて)

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田中畜産 代表 田中一馬

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田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。