大きな子牛よりも強い子牛を目指そう。

こんにちは。
但馬牛の繁殖農家、田中一馬です。

間崎登場!!

双子の子牛、うしおととら(潮と虎)の誕生以降も次々と新しい子牛が生まれています。
その中でも最近勢いのある子牛がこの「間崎」♂です!!

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とにかくこの子は元気!!
ミルクもガツガツ飲みます。
普通3日齡くらいの但馬牛の子牛はまだ乳を吸う力が弱く、哺乳瓶での哺乳は特に気を使います。
子牛と呼吸を合わせないと上手く飲ませられない時期なのですが、この子はどんな飲ませ方してもお構いなし!!
子牛自体が強いからです。
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子牛の強さは母牛で決まる

最近生まれる子牛が本当に強くなってきました。(遺伝的な虚弱性は依然ありますが。。。)
今までは「生まれた子牛をどうやって大きくするか」と餌の内容に目が行きがちでしたが、強い子牛を産ませることの方が圧倒的に大切だと思うようになりました。
ここにフォーカスすれば、あとは途中でこけないようにするだけ。
難しいことをしなくっても素直に子牛は育つよな~って、この1年で本当に実感しました。

強い子牛を産んでもらうには母牛の状態が全てです。
その一つが僕は母牛の糞に出ていると思っています。

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こちらが我が家の母牛の糞です。

硬すぎるような気もしますが、この状態になって母乳も出るようになり、何年も全頭にしていた人工哺乳(強化哺乳)をやめることが出来ました。
今は1年に1~2頭人工哺乳すればいい方です。
何よりこの糞になってから生まれてくる子牛が明らかに強くなりました。

牛には妊娠末期や泌乳期などステージに合わせた必要な栄養量が決まっており、それを満たすような飼料給与をします。
しかし、同じ栄養の餌を与えても牛の体の中でどう使われるかは、その餌や牛によって変わります。

決められた栄養量を与えることよりも、栄養を上手に使える体や給与体系にする方が牛にとって理想なのではと思うようになりました。
もちろん中には乳の出ない親だっています。
牛の能力以上のことはできませんが、本当にその牛の能力を活かせているんだろうか?

ここ1年、そんなことばかり考えています。

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『間崎』はうしおととら1巻で主人公うしおとボコボコに殴りあう中学3年生。
一見暴力的にも見えるその力強さと奥にある優しさにあやかろうと名付けました。
なかなかいい名前なんじゃないの?と、しばらくはうしとらシリーズが続きそうです!!
image(著作権があるので僕の手書きで。。。)
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田中畜産 代表 田中一馬

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田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。