削蹄業を再開いたしました。

こんにちは。
但馬牛の繁殖・削蹄師・肉屋の田中一馬です。

削蹄復帰しました!!

昨年12月に靭帯を切ってから3か月弱。
今日から滋賀県にて削蹄業復活です!!
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遠方で頭数も90頭と多く、「ブランクがある中で大丈夫だろうか。」と1週間前からかなり緊張していました。
今日も朝の1時半に目が覚めるくらい。。。

体は覚えている

そんな不安もいざ牛を目の前にするとすっと消えていきます。
頭が勝手にツメキリモードに切り替わっていくのがわかります。

体に染み込んだ動きや感覚は強いですね。
怪我をして復帰するたび、積み重ねることの大切さを実感します。

ただ、僕は自分の感覚を信じていません。
感覚というのは体調や精神状態で微妙にずれます。
また、感覚だけだと一つ一つの動作の根拠が弱く、時代や牛の変化に対応しにくい気がしています。

知識、理論、積み重ねた感覚が合致して初めて技術になります。
時代が変われば牛も変わり、技術も変化していかなければいけない。
だからこそ現状でいいなんてありえないし、常に技術は高められると思っています。

「何が目の前の牛にとってベストなのか?」
「その手法はお客さんのニーズに合っているのか?」
この2つを常に頭に置きながら削蹄の仕事をしていきたいな。

22(技術は高められても体は衰えてきているという現実もあるけどね。。。)

兼業削蹄師としての強み

僕は但馬牛の繁殖・削蹄師・肉屋の3足のワラジを履いています。
一歩間違えればどれもバラバラに空中分解してしまう。
実際バラバラになって経営危機に陥った事もあった。

しかし、この3つは実はつながっています。
削蹄で家の牛の状態を良くすることはもちろん。
様々な現場を見て農家さんの話を聞き、各牧場の牛に触れることは牛飼いとしても肉屋としても大きな財産になります。
蹄から牛の健康や餌、肉質の違いついても考えるようになりました。
もちろん肉屋の視点からも牛飼いや削蹄を見ることが出来ます。

削蹄師としては勿論、牛飼いとしての視点からも蹄や牧師全体のご提案をさせていただく事が出来るのが兼業削蹄師の強みでもあります。

「何が牛にとってベストなのか?」
今でもよくわかりません。
だけどこの問いを突き詰めれば、3つの仕事が全てがつながる気がしますし、掛け算のようにもっと深く追求できると思っています。
この深さが食肉を含めた畜産業の魅力の一つなんですよね。

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家に帰れば復帰祝いでとんかつを揚げてくれていました!
美味いよー!!!

今日から気持ちを新たに、頑張ります!!!

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但馬牛の繁殖から放牧牛肉まで。
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田中畜産 代表 田中一馬

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田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。