神戸ビーフを支える家畜市場(但馬家畜市場4月市)

こんにちは。
但馬牛の繁殖・削蹄師・肉屋の田中一馬です。
今日は但馬家畜市場4月子牛市でした〜。

神戸ビーフを支える家畜市場

但馬家畜市場は兵庫県の北部にある小さな家畜市場です。
北海道から沖縄まで、子牛市場は全国各地にあります。
各地の家畜市場には全国からバイヤーが集まり、そこで買われた子牛たちが松阪牛や近江牛や米沢牛などの銘柄牛になっていきます。
そんな中で神戸ビーフ(神戸牛・神戸肉)だけは別。
兵庫県内の家畜市場(但馬家畜市場、淡路家畜市場)で競られる「但馬牛」でないと神戸ビーフには認定されないんです。
(但馬牛ってなに?って方は『こちら』)
世界で一番有名な神戸ビーフは兵庫県で生まれて兵庫県で肥育された牛。
これって意外と知られていないんですよね。。。

我が家の子牛たち

我が家からは雌3頭出荷でした。
殆どが神戸ビーフなどの肥育素牛として取引される中、3頭とも繁殖素牛として購買いただきました!
繁殖牛は10年以上その家の基盤となっていく牛です。
どの子も高い評価をいただけ、とても嬉しかったです!!
みんな良い母牛になってね〜。
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市況です

雌 121頭 最高1,159,920円 最低393,120円 平均748,860円 前年同期比113,130円高 先月比95,235円安
去 189頭 最高977,400円 最低558,360円 平均825,866円 前年同期比111,618円高 先月比43,266円安
合計 平均787,679円

前年同期と比べるとまだまだ10万円以上高いですが、先月に比べ雌で10万円安、去勢で4万円安と相場は少しずつ落ち着いてきました。
一方、兵庫県以外の子牛市場はどんどん価格が上がっています。
昔から兵庫県(但馬牛)の子牛相場と全国相場はズレがあります。
全国相場が伸びない時期に兵庫県だけが上がったり、逆に全国相場が上がってくると兵庫県は下がってきたり。
同じ黒毛和種という和牛ですが、但馬牛は兵庫県外の牛に比べて枝肉で100kg近く小さいんです。
そのため全国的に枝肉の単価が上がると量の取れる増体系の牛(兵庫県外の牛)の方が高くなります。
一方、味の良さや脂の質、輸出などで但馬牛が求められ神戸ビーフの単価が急上昇する時があります。
そんな時は全国相場に関係なく兵庫県だけが高くなる。
但馬牛って和牛の世界でも独立した存在なんです。

何れにせよ和牛の総数が減り続けている現在、当分は高値推移で動くだろうといわれています。
勘違いせずに、今だからこそ出来ることをしなくてはいけませんね。

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兵庫県美方郡香美町村岡区境464-1
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田中畜産 代表 田中一馬

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田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。