2016年、放牧スタートです!!!

こんにちは。
但馬牛繁殖農家のお肉屋さん、田中畜産の田中一馬です。
いよいよ今年の放牧がスタートしました!!
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2016年放牧スタート!!の前に。

梅雨の晴れ間で削蹄の入っていない奇跡的な今日。
放牧するよー!牛を山に連れて行くよー!!」と牛を家畜車に積んで走っていたら、突然バーン!!!と破裂音が!
なんと、家畜車の右後輪が2本ともバーストです。。。
マジかーーー!!!
13442261_10204998943008034_5106530832546149885_nでも、事故がなくて良かった。
ゆっくり走っていて良かったです。
安全運転って大事だな~って改めて思いました。

13413560_10204998942048010_5948276490732200045_n地元の車屋さんに牛を積んだままタイヤ交換してもらいました。

気を取り直して、2016年放牧スタートです!!

2016年の第1弾は先日整備した万場スキー場からのスタートです。
12頭の牛たちを連れて行く予定が、タイヤのトラブルのために今日は1車(4頭)だけ。
まつふくよし、ひなこ、おふく3、こはるを放牧しました。

牛を降ろすのよりカメラの方が難しいからさ。僕、写真撮る係ね。」という僕。
そして牛を降ろす係はいつもあつみに。。。

よしよし。ゆっくり降りてね。
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おおっ!!
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おおおおおおお!!!!!
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あっぶねぇぇぇ!!!!!
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牛は飛ばさないようにしましょう。。。

放牧直後の牛たち

このように放牧直後の牛は環境が変わるため非常に興奮しています。
最初は挙動不審にウロウロとしていますが、少し落ち着くと急に飛んだり走り回ります。
そして次に、順位を決めるためにボスを決める戦いが始まります。
牛って放牧場ではのんびりしているイメージがありますが、意外にも上下関係は厳しいんです。
牛舎では強くても放牧場では負けてしまう牛、負けても何度も向かっていく牛、負けた腹いせに他の牛にあたる牛、戦いに興味のない牛、最初から逃げ回る牛など放牧場には色々な牛がいます。

まつふくよし(左)とおふく3(右)の頂上決戦!!
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ボスは「おふく3」に決まりました。
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戦いに敗れた「まつふくよし」。。。
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パニックになる牛

戦いに敗れるくらいならまだいいのですが、放牧そのものがパニックという牛がいます。
電気柵に電気が通っていようが全くお構いなし。
とにかく知らない場所にいること自体が怖くって、柵に向かって突っ込んできます。
こういった牛は何度か学習をさせることで落ち着きを取り戻してくれます。
しかし、中にはどれだけ馴致させてもパニックを起こしてしまう牛がいます。

放牧をしてもすぐに牛を置いて帰るわけにはいきません。
じっと牛を見て、牛が本当に落ち着くのを待ってからでないと大きな事故につながる恐れがあるからです。

今回、「こはる」は群れに馴染めず若干パニックになっていました。
逃げる逃げる逃げる。。。
最後は柵を突き破って外に逃げました。

連れて帰ることも検討しましたが、1時間近く一緒にいると少しずつ落ち着きをとりもどし、群れの中でススキを食べるくらいまでになってくれました。
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このファーストステップさえ乗り超えれば牛が逃げることはまずありません。(牧場内に草が無くなったら逃げますよ!!)
明日再び山に上がるまで100%安心とはいきませんが、仲良く放牧に慣れてほしいな~って思っています。

全ての牛にとって、放牧がベストだとは思わない。
それでも僕は放牧が好きだな。

さあ、これからどんどん山に上げていくよ~。
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田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。