牛舎に集まる様々な蜂たちを見てみよう!!

こんにちは。
但馬牛繁殖農家の精肉店、田中畜産の田中一馬です。

子供の頃から昆虫が大好きな僕。
牛舎にいると色々な虫たちに合うことができます。

牛舎に集うミツバチたち

牛舎にいる虫っていうとハエとかイメージしてませんか?
実はね、ハチがたくさん来るんですよ!!

特にミツバチ
IMG_370833346

田中畜産の牛舎ではうんこに群がるミツバチを見ることができます!!!

び、微妙だ。。。

なぜミツバチはうんこに群がるんでしょうか?

答えは「水」

ミツバチの巣の中に集められたハチミツは保存のために糖度が高くなっており、幼虫の餌として使う際に水で薄める必要があります。

また、巣の中の温度を下げるために水を使うこともあるそうです。

水たまりだと羽がぬれて飛べなくなるリスクがあるため、落ち葉や糞などに浸み込んだ水を集めているんですね。

IMG_371933346

牛糞ってバニリンが豊富。だからこの子たちのハチミツはバニラ風味になるのかな。。。

うん! イヤーーーーだーーーー!!!

放牧場でのハチたち

山の上にある放牧場ではたくさんのハチが飛び交っています。
中でも僕の好きなのがハナバチ達。

まずは大きな体と真っ黒なお腹でホバリングをするクマンバチ
その姿に似合わず非常におとなしい性格です。

d0099005_0225441

ヤマトツヤハナバチは全身花粉まみれ。

d0099005_0271995

そして、この子が僕の一押しのオオマルハナバチです!!

d0099005_0391212

もこもこでしょう!!可愛すぎます。。。

d0099005_0595273

肢に付いた花粉の団子は子供に与えます。
千両箱抱えたねずみ小僧のように見えるのは僕だけ??

d0099005_115177

2~3秒ほど蜜を吸っては次の花へ。

d0099005_114263

時には背伸びして蜜も飲んじゃいます!!

d0099005_145179

d0099005_14199

肉食系のハチたち

タニウツギの幹にはキボシアシナガバチが巣を作っていました。

肉食系のハチは顔が怖いですね。

d0099005_1122695

肉食系で代表的なのがご存知スズメバチ
非常に攻撃的で僕も頭を刺されたことがあります。
髪の毛に引っ付くと手で叩き落としても離れないんですよ。
顎で髪の毛にしがみついて遠慮なく刺してきます。
非常に危険ですので見つけても近寄らないようにしてくださいね!

でもね、ハチ=悪者ではないんですよ。
むしろ僕はハチが大好きです。

蜂は人に益をもたらしてくれる昆虫です。

たとえば岐阜、長野、山梨などではクロスズメバチを飼育する習慣のある地域があります。
地蜂の世界は意外に深く、全国地蜂連合会というものがあり、その中でも東白川タカブ研究会という「ヘボ」の愛好会はかなり熱い!!
蜂といえどもかなり深いマニアックな世界があります。

なんと、このクロスズメバチを飼育している牛飼いさんの牛舎には、サシバエがいない。というお話を聞きました。

サシバエはイエバエと同じような大きさの血を吸うハエです。
こいつに噛まれるととにかく痛い。
牛たちが安心して寝られないことから蹄病の発生率が上がるともいわれています。

クロスズメバチは肉食なのでサシバエも捕食対象です。
ハチを使う害虫駆除って、僕はすごく可能性があると思っています。

ハチたちの恩恵にあやかろう

ハチは僕たちに様々な恵みを与えてくれる昆虫です。
図1
ほら、キイロスズメバチだって
IMG_7651

キアシナガバチだって
d0099005_19541639

d0099005_20181448

d0099005_20275062

d0099005_20281321

d0099005_20284451

d0099005_2029579

d0099005_20304131

大切に食べなきゃね!!


The following two tabs change content below.
田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。