命に感謝して食べるって素敵なこと。だけどこれが正解ではない。

こんにちは。
但馬牛繁殖農家のお肉屋さん、田中畜産の田中一馬です。

お盆ですね。
昼過ぎに家族でお墓参りに行ってきました。
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自分のルーツや大切なものに思いを馳せる時期。
それが僕にとってのお盆です。

思いを馳せる

朝、家の裏の罠にイノシシがかかっていました。
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毎日牛舎の酒粕を食べに来ていた親子のチビの方。
罠にかかったからには害獣として駆除されます。

これを見て「かわいそう」って思う人もいる。
お盆に殺生してはいけないとかって考えもある。
食べるために殺すのは良いとか、食べること自体ダメとか。
ゴキブリは殺せるけど、哺乳類は抵抗があるとか。
山を切り開いて道路や町を作っている時点で、多くの命を奪っているんだよって考えもある。

人の数だけ命に対する考え方がある。

だから、「これが正解だ。お前は間違っている。」なんて言うのはおこがましいにも程があるって思う。
命に感謝して食べようねってのも、正解なんかじゃ無いよ。
僕は感謝して食べるって素敵だと思うけどね。

生まれたものは必ず死ぬというのは全てに共通する真理です。

しかし、それ以外にも共通するものがある。
それは思いを馳せているってこと。

みんながそれぞれ大切なものが違う。
だから、思いを馳せる対象も様々。
正しさではなく、それだけの違いなんだと思うんだよな。

せっかくのお盆なので、今日の晩は先日屠畜した「多香音」のサーロインを食べようと思います。
※多香音についてはこちらのブログを見てくださいね!
繁殖農家の初めての理想肥育~多香音出荷~
繁殖農家が理想肥育をして感じたこと

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これも僕にとっては思いをはせるってことなんだよね。
感想はまたブログに書きます!!

今日はお盆。
自分が大切にしたいものを見直す日にしたいですね。
ではではみなさん、良い盆を~!!!


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田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。