Café&Bar MINAMIで教えてもらったこと

こんにちは。
但馬牛繁殖農家のお肉屋さん、田中畜産の田中一馬です。

一昨日は地元香住で坪井秀樹さんのビジネスセミナーがあり、お手伝いに行っていました。
そのセミナーに合わせ一日だけ復活したのがCafé&Bar MINAMI
大好きなお店なので早速予約してランチを食べに押しかけました!!
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Café&Bar MINAMI

僕がこの夏もっともよく行っていたのがcafé&barMINAMI。
友達の石井みなみちゃんが夏限定でスタートさせたお店です。
我が家からは車で20分と但馬感覚ではご近所さん。

プレオープンの時から広告もなし。
していたのはSNSでの発信だけ。
だから最初はお客さんほとんどいなかった。。。
知ってる人しかわからない立地だしね。
でもね、知り合いしか来ないはずなんだけど、行くたびに少しずつ人が増えていた。
そして、行くたびに知り合いに会うことも。。。
それがまた面白くてつい行ってしまう。
そんなお店。

繋がりで来るお店が繋がりを生むお店に。

そんな中、香川で酒屋を営む中川浩行さんが来るとTwitterで知った僕。
せっかくなのでお酒を注文して会いに行ってきました。

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フツーに書いてますが、フツーじゃないよね。
だってTwitterでしか知らない人だもの。。。
中川さんは営業しに来たわけじゃなく、お父さんの還暦祝いで来られたのにね。。。

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記念すべき初撮影は今井さんご夫婦&みなみちゃん&田中家
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鳥取からは死神が来るし。。。
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沖縄からは宮里さんが
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名古屋からホッティー、大阪からガリバーとボンバー。加古川から小池さん。
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岡山からは電器屋オトン&オカンの杉本夫妻
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ツヴォイさん、バルーン、でんこちゃん、エリ先生、かなさん、ソミヤさん、ノゾさん、宮里さん、ボーン、そしてガクさんとみなみちゃん。(まだまだありますがキリがないのでこの辺で。。。)
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最初は店長のみなみちゃんを知る人ばかりが来ていたMINAMI 。

そこで出会ったお客さん同士が次々にリアルで繋がり、それをSNSで見た人が再び「楽しそうだ」とやって来る。

気が付けばたった1カ月で、繋がりで来る場所から繋がりを生む場所になった。

店長のみなみちゃんに知り合いが会いに来るカフェ。

これだけを見たら「身内ウケしているだけでしょ?」って思う人もいるかもしれないっすね。
でも僕はすごく大切なことを教えてもらった気がしています。

こだわりなんて当たり前、何のためにこだわるかのほうが大切。

僕は但馬牛の繁殖農家ですが、お肉の販売も行っています。

自家産の但馬牛を放牧で仕上げた放牧敬産牛肉という商品。
販売を始めた2008年には放牧での牛肉生産なんて日本中どこにもなかった。
更にそれを黒毛和種・但馬牛でやるなんてことは業界的には革新を通り越してただの素人の発想と言われていました。

ただ、そのお肉が美味しかった。
メディアにも取り上げられた。

【放牧牛肉・但馬牛】っていうこだわりのキーワードも重なって、お肉は着々と売れました。

けれどね、「実は何かずれているんじゃないの?」ってず~っと違和感があったんです。

そんなある日、インターネットを見ていると【放牧牛肉・但馬牛】っていう看板をあげたHPを見つけました。
見つけた瞬間は衝撃。。。
「マジかーーーーーー!!!こんなマニアックなことする人間が僕の他にもいたのか!!!」
「真似された。。。キーワード完璧にかぶってるよ。。。」
結構心がざわつきました。

よくよく調べたら、但馬牛でも放牧の牛肉でもなんでもない。
完璧に別物。
それでも、インターネットの検索キーワードでは【放牧牛肉・グラスフェッド・但馬牛】と、うちのお肉と同じなわけです。

この時、僕の頭には2つの選択肢がありました。
①このHPは優良誤認だと、徹底して自分との差をアピールする。
②そんなキーワードに頼らない販売に進む。

①を選ぶことは簡単。
実際にブログも書いた。(公開せずに消したけどね。。。)
だけど自分の優位性を証明してもキリがないし、無駄なエネルギーだなって思っちゃったんです。

商品にこだわることはプロとして当然だけど、そのスペックに頼ってしまうのはなんか視点がおかしい気がした。

自分にとってお肉を生産する目的は何なんだろう。

そこを深堀していくと、キーワードが被ることなんてどうでもよくなってました。

こだわりなんて当たり前。
なんのためにこだわるのかのほうが大切。

そう思ったんですよね。

何のためにこだわるのかを少し書いたブログはこちら
なぜ牛肉販売をするのか。】
欲しいのはこだわりではなくて、特別な時間。
つながりで牛肉を販売する?~エクスマと牛肉販売

こだわりの先には僕の知っている人がたくさんいるってことに気が付いたんです。
そう考えた時、牛肉生産にこだわっていたポイントも絞れてきた。

Café&Bar MINAMIで教えてもらったこと

MINAMIのメニューは最初2種類でした。
ロコモコと
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ミートソースパスタだけ。
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しばらくしてから本日のパスタ(冷製パスタ)や
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バイバイプレートランチ(ロコモコ&ミートパスタ)も出ました。
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みなみちゃんは料理は得意でしたが、元々料理のプロではありません。
だからたった2つのメニューに絞り、徹底してそこにフォーカスすることで料理の質を上げてきました。

もちろんプロの方からレシピやアドバイスを頂いてスタートさせたんだけど、集中してメニューを搾ることで日に日に美味しくなっていったのが僕でもわかった。
そこら辺のレストランよりよっぽど美味しい、こだわりのメニューでした。

大切な友人も連れて行ったし、みなみちゃんのことを知らなくても絶賛していただくくらい美味しかったロコモコ。

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でもね、僕がここに通ったのはこだわりのメニューがあったからじゃなかった。
みなみちゃんという人がいたから。

最初はこのテストマーケティングがどうなるのか興味があって行っていた。
みなみちゃんともそんな仲良くなかったしね。

だけど何度も何度も行くたびに、自分にとって特別な場所になるし、特別な人にもなる。
この夏15回くらい行った。
(Swarmメイヤーっす。)
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夏の終わりにはすっかり自宅のような感覚だったし。
子供もみなみちゃんを見つけたら飛びついていくくらいの仲に。。。

もちろん美味しくなきゃ子供が食べないから、こんなに食べに行ったりしない。

だけど美味しいお店は他にもたくさん知っている。
楽しいから行っていた。

この写真で、僕らにとってどれだけ楽しい場所だったか伝わったらうれしいな。
子供たちにとっても一生記憶に残る場所だったと思う。

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内輪ウケって一見サン相手の商売に比べてぬるいんだろうか?
そんなこと絶対ない。

確かにMINAMIには課題もたくさんあったと思う。
単価と回転率を見れば利益はほとんど出てなかったんじゃないかなって思った。
やり方に改善点があるのはどんな商売も同じ。

ただね、僕がこのお店が大好きだったってのは間違いない事実なんだよね。

経営に関係性を掛け合わせることで、独自の商売の道が開けると思う。

繋がりに甘えるのとつながりの中で商売するのは全く別。

ぼくはここで商売に大切なことをすごく教えてもらった気がする。

みなみちゃんお疲れ様!!
楽しい時間をありがとう!!!
これからもよろしくね~!!!

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田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。