子牛市場は高値推移、アメリカ大統領選はトランプ氏、時勢は時勢っす。

こんにちは。
但馬牛繁殖農家のお肉屋さん、田中畜産の田中一馬です。

11月9日は但馬家畜市場11月子牛市の日でした。

はい、僕は今日は運送屋。
珍しく出荷する牛がいなかったので早々に帰りました。

市況です

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雌 108頭 最高1,521,720円 最低680,400円 平均915,140円 前年同期比59,809円高 先月比14,345円安

去 175頭 最高1,123,200円 最低646,920円 平均946,751円 前年同期比743,131円安 先月比17,553円高

依然全国トップの高さ、全く下がる気配がありません。

ただ、子牛の高騰に反して枝肉市場は単価を下げてきています。
(神戸ビーフで枝肉価格3,000円/kg。)

市場で販売された子牛は、肥育農家さんが2年かけて肉にします。
400㎏の枝肉が取れた場合、3,000円/㎏だと売り上げは120万円。

2年後の相場はわかりませんが、今の子牛価格(90~100万円)は非常に楽観できない状況という事は間違いない事実です。

価格もさることながら、今回の市場で強く思ったのが、本当に牛が少なくなっているんだなっていう事。

毎年10月・11月・12月と400頭近い子牛の出荷があるのですが、なんと今月は283頭。。。
完全な子牛の供給不足。
メスの最低価格が68万円なんて、まさに異常です。

非常に購買者の多い11月市場でした。

非常に購買者の多い11月市場でした。

どれだけ憂いでも騒いでも、現実は何も変わんない

この子牛相場は、オリンピックが終わった後も極端に下がることはないといわれています。
正直僕もそう思っていました。

でもね、やっぱ何が起きるかわかんないよね。

奇しくも今日はアメリカ大統領選。
トランプ氏が大統領になりました。

1日で日経平均株価が1,000円強の値下がりなど、「トランプ・リスク」が懸念されています。

これからいろいろな波がやってくると思う。

そこでどれだけ憂いでも騒いでも、現実は何も変わんないんだよね。
時間の無駄。
出来ることにフォーカスすべきです。

今は間違いなくこの子牛市場の波に乗ることが繁殖農家としての正解だと思う。

その一方で、100%市場に依存しない経営も同時に構築していく必要があると思っている。

何をするにもリスクはあります。

大統領選に右往左往するのか、自分のやりたいことを実現するために模索するのか。

人生全てリスク。

どうせなら自分が求めるものを追いたいですね。


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田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。