普通に牛飼い

ここのところブログもFacebookもtwitterも書くことはおろか、インターネット自体極力見ないようにしていました。
携帯電話もどこに置いたのか分からないくらいほったらかしでした。

何をしていたのかと言うと、牛を見ていました。
普通に牛飼いをしていました。
書きたい事も、書くべきことも、動きたい事も、あの手この手の布石もする暇ないくらい。
特別な事もせず、普通に牛飼いを。

今月の子牛市は2頭の出荷でした。
「ひろとみ」 丸富土井×福芳土井×照長土井 ♀ 258日齢 236kg
「おふくやま」 芳山土井×丸福土井×菊俊土井 ♀ 264日齢 271kg
おふくやまは後半肥え気味になってしまいましたが、2頭ともよくできてくれました。
2頭とも、ほんとありがとう。

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(写真は「おふくやま」)

今まで僕は自分がお肉にしてきた牛にありがとうと思ってきました。
しかし、販売する子牛達にありがとうって思っていただろうかと考えてみると、正直思っていなかった気がします。
高かった、安かっただけだったんじゃなかっただろうか。

元気でついてきてくれて、応えてくれて。
本当にありがとう。

今ここに牛たちが元気で入れくれることが、本当にありがたい。
それが当たり前な事じゃない事を知っているから、よけいにそう思う。
今だからわかる。

そして、牛に集中することでちょっとずつですが目に見えて良くなってきました。
でもね、まだまだまだまだ未熟すぎる。
牛市の夜なんか自分たちの実力が足りない事が良く分かり、久々に情けなくて夫婦二人して泣きました。

だけど、一人じゃないから進めるのだとも痛感しました。
頑張ろうと思います!

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田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。