今年も夏がやってくる!!牛の快適環境は温湿度(THI)指数で判断しよう!!

今日は朝から発情を見つけて良い感じのスタート。

おはようございます。
但馬牛繁殖農家のお肉屋さん、田中畜産の田中一馬です。

6月も中旬、蒸し暑くなってくる時期ですね。
これから夏に向けてどんどん暑くなります。

牛たちは暑さが苦手な動物です。
暑い時期は餌の摂取量だけではなく、受胎率も下がります。

母牛の暑さによる影響は胎児の能力にまで影響を与えると言われており、和牛農家にとってもヒートストレスはもはや重要課題。

一般的には気温を見ながら換気や送風を行いますが、意外に意識できていないのが湿度です。

牛がストレスを感じるのは温度と湿度のバランス、温湿度指数(THI指数)が大切だと言われています。

温湿度指数(THI指数)はヒートストレスメーカーで一目瞭然。

そうはいっても温度と湿度のバランスなんてよくわかりませんよね。

それを視覚で伝えてくれるのが、このヒートストレスメーカー
温度と湿度から牛の快適具合を推測する羅針盤です。

人間でも赤ちゃんの快適な環境にするために温度と湿度を計ったりしますよね。
あれと同じ。

今の牛舎の温度や湿度が、牛にとってどうなのか。
僕は正直わかりません。

明らかに目に見えて不快だとわかる時には、既にかなりのストレスだと言えます。
そうなる前に気がつきたい。

THI指標はあくまで目安です。
それでもこのようにサッと視覚で伝わるようにしておけば対応も素早くなる。

牛舎に温度計を設置するなら、ヒートストレスメーターを入れるのもありだな。
そんなことを最近思っている僕です。


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田中 一馬
1978年生まれ。兵庫県三田市出身。田中畜産代表。小さい頃から動物が大好きで北海道酪農学園大学へ入学。在学中に畜産の魅力に目覚め、大学院を休学して2年間畜産農家で住み込みの研修に入る。2002年に独立して田中畜産を設立。但馬牛の子牛生産をメインに、牛の蹄を切る削蹄師として全国の牛の蹄をサポートをしている。2008年に精肉部門を立ち上げ、自家産の但馬牛で放牧牛肉の生産と販売に挑戦中。